実はこっそり見てた

実はこっそり見てた

愉悦部してたかもしれない


元スレ(閲覧、クロス注意かな)

https://bbs.animanch.com/board/2874614


反応の順番がおかしかったり、少しオリキャラ同士のCPっぽいお話とか(掲示板を見て告白してるな〜と反応したり等)あったり、最後普通にY談語ってたりします。無理だと思ったらすぐにブラウザバック!!


「ん〜......くぁ」

少し伸びをし、手に持つ機械に目を向ける。

画面に映るのは呪術関係者用の匿名掲示板の一スレッドで、そこに何かの呪詛師が沸いたらしい。

術式は対象にY談を話させるとかなんとか。Y談とはなんだろうと、検索をかけてみる。

そして、検索した結果出てきた、出てきてしまった?ものを見て思う。

これは......あの術式にかかったりしたら社会的、そして精神的に「死ぬ」のでは?と。

そう思った次の瞬間には、


「あー?あれ、ここ......ん?私、日本帰ってなかったですっけ?」

確実に今まで居た部屋とは違う、だが不思議とどこか見覚えのある部屋。

「あぁ、ここ私の部屋ですか。」

少し混乱しているかのような感じで部屋の中を探索していたが、パソコンの前に行くと急にふっと思い出したかのような口調で言う。

パソコンの電源ボタンをパチリと押し、久々の起動で開くのに時間がかかっているパソコンを横目に水を汲んでくる。

「海外だからって電波の通りは悪く無いと思うし、悪く無い筈なんですが......」

汲んだ水をそこらの机に置き、手に持っている機器を上げたり下げたりする。

電波が良い所でも探しているのだろう。

「うぉあっ?!あっちょっあっ......あー」

と、その時ブォンと音が鳴り、パソコンの電源が入り、その音に驚き間抜けな声を上げ手に持っていた機器が落ちかけるのを止めるようにぱっ、ぱっ、と手で掴もうとするがそれも無駄に終わる。

「......はぁ、電子機器高いんですよね。あ、電源つく。壊れて無いかな?良かったです。」

落ちた機械を拾いカチカチと電源が付くかを確かめた後に、パソコン前の椅子をくるりと回し、ギシリと音をたてながら腰をかけ、パソコンの方に顔を向ける。


「ふふ、ちょっと見ないうちに大惨事ですね〜」

先程手に持った機械で見ていた掲示板を開き、先程見ていたスレッドを見る。

「というかこの術式掲示板越しでも発動するんですかね〜?書き込みも変、というか劣情まみれ?になるのは確定っぽいですけど......」

「新横浜ってヤバい所なんですね......この呪詛師さんが生息でもしてるんでしょうか......」

と、掲示板の書込みを見ながら呪詛師の術式や住まいについての考察をする。

その時、一つの書き込みを見て、画面をスクロースする手を止めて???とフリーズする。

「......???......??????」

そして少しの間......と言うには短いか?......数分程度フリーズしていたが、

「いや、お友達としてか。お友達としてですよね。うん......はっ、てかお友達が爆砕した?!くそ、呪詛師め......」

と言いながら意識と正気を取り戻し?、またスクロールを開始する。


「うわ、やばいな......でもここまでの知識を持って劣情を向けるならそれは愛なのでは......」

動物に対しての劣情を話すレスを見ながらポツリと呟く。

「いや術式の結果でこうなってるんですよね......そうでした......」

と、独り言にしては少し大きな声で独り言を呟きながら画面を下に下にスクロールしていく。

「お、告白だ。ふふ......微笑ましい。」

ニコニコと微笑みながらパシャリと写真を撮り、録音いいな......私もやりたかった。などと呟く。

「あ、倒されちゃった。もう少し聞きたさありましたねぇ......でも良かった。」

Y談術師が倒されたのを見て、自分は大丈夫だろうと思っているからかそんな言葉を呟き、テーブルに置いた水を飲む。

「面白かったですけどね〜......何か、愛があったような気がします。」

ある書き込みを見て、少し可哀想だなと思いながらも、面白かったと笑う。

「あ、皆様知らせを出してる......ふふふ、微笑ましいですねぇ〜、青春って感じです。」

二つのほぼ同時に投稿されたものを見て、ニコニコと微笑み、青春出来なかった奴みたいなことを言う。

そこからスーッとマウスのホイールをくるくると動かしてスイスイっと下に行く。

「?!生きてる......あんな、なんかかっこいい感じのやつで倒された感あったのに......って、」

最後らへんでY談術師が復活した?生存してた?のを見てびっくり!といったような反応をして、最後のピカッというレスを見て(これ術式かかった?かかってるんだとしたら変に喋れない......)などと考えていたが、どうせ一人だし大丈夫かと思い喋る。


「小さくて可愛い子が好きだ〜!!小ささはいうてそこまで重視しないけど......ついでに言うと私より強い方が良いかな……力的には私より強いけど逆らわないでくれるような、そんな状況がいいと思うんだ!!あともう一つくらい言うと、見た目に落ち着く色が入って(略)」


(いや、普通にダメですねこれ。誰も居ないからとりあえずぶち撒けましたけど治りますかねこれ......治ると良いな......)


Fin

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